薪ストーブと煙突 1
薪ストーブを設置するのには何といっても煙突が大切。
灯油ストーブなどとは違い、電気もファンも使いません。
煙突内に上昇気流をいかに起こすかです。
そのためにも、煙突を極力冷やさない、断熱二重煙突がおすすめです。
また、家に見合った高さと必ず必要な高さもクリアしていなければいけません。
昔、鉄板のストーブを使っていたころは(今でも使われています)ストーブ自体に蓄熱しないため、延々と煙突を横にひき、煙突からもその熱を得ようとしていました。
その代償として、一家総出の煙突掃除がシーズン中に何回も必要となっていました。
まぁ、家が多少汚れてもOKな時代でしたから。
今でも、"室内の煙突が長いほうが暖かいですよね?"
その答えは"NO!!"薪ストーブの選び方さえ間違わなければ、口元からすべて断熱煙突を使用しても十分暖かいです。
薪ストーブの燃焼効率をアップさせるためにも許容範囲はシングル煙突でも大丈夫ですが、設置上の安全面からも断熱煙突が不可欠です。
断熱煙突は、内筒と外筒の間に断熱材が充填されています。外部に建ても煙突に一度熱を通すと安定した排気を確保することができます。