北海道札幌の薪ストーブ屋ブログ

2018.05.11その他

薪ストーブのメンテナンス

薪ストーブを使っていると必ず行わなければならないのは、メンテナンス。
日々のお手入れは、灰を捨てる。ガラスの汚れを落とすなど。
灰は、必ず不燃の入れ物に、下に熱が伝わって火災の原因にもなりえます。
おきが残っていると、そこから燃え広がることもあります。蓋つきの灰いれバケツなど。
いずれにしても赤々とおきがたっぷりあるものは、灰いれバケツといえども注意が必要です。

メンテナンスは、1年に一度オフシーズンに行うのですが、焚く薪や乾燥状態、
焚き方によってはシーズン途中で詰まらせてしまうこともあります。
煙突のメンテナンスは、詰まってから行うのは手遅れ。
また、シーズン中に"何かおかしいな?"と思ったら、途中でもやらなければいけません。
そうならないためにも、シーズンオフのメンテナンスは欠かせません。

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室内の煙筒を外す。

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外部の煙突、トップの煤を落としたら、室内からも横にたまった煤を取り除きます。

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ストーブは、タイプによっても違いますが、煙の通り道はすべて掃除が必要だと思ってください。
炉内(二次燃焼室)から煙突トップまで煤を取り除いて、初めて掃除をしたといえます。
途中どこかが詰まっていても煙はスムーズに抜けて行ってくれません。

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ストーブ本体は、ブラックのタイプであれば、汚れを落とし耐熱スプレーで仕上げ。
ホウロウの場合は、固く絞ったウエスで拭いてから、乾拭きをするとよりきれいに。
1年の汚れから見違えるほどきれいに。
"我が家のストーブってこんなにきれいだったんですね。また1年使わせていただきます"
お客様の笑顔に送られて、また、1年後・・・。

*メンテナンスをご自分でと思われている方は、お気軽にご相談を。
まだまだ、と思っているとすぐに薪ストーブシーズンになってしまいますよ!!


坂下

ショップアドバイザー

坂下

ショップアドバイザーが薪ストーブ、暖炉、ペチカに関するどんな疑問も解決いたします。

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