薪ストーブいろいろ・・・その1
バーモントキャスティングス
1973年にアメリカのバーモント州で、効率の良い薪ストーブを作るために工場が設立され、
1975年に誕生したのが初代のデファイアントです。
気密性と美しいフォルムを兼ね備えたこのモデルは、全米の話題となりました。
その後、ビジラント、レゾリュート、マディソンなどの機種も販売されましたが廃番となり、
現在ではフレックスバーン3機種とクリーンバーン1機種になっています。
フレックスバーンはクリーンバーンと触媒方式のその両方を兼ね備えた
ハイブリッドの燃焼方式を搭載しています。
トップローディング方式なので、立ったままでもストーブのトップから薪を足すことができます。
モデルにより薪は35cmから50cmまで入ります。
しっかり本体を温めることで、ダンパーを閉め水平燃焼に切り替えることで長時間燃焼が可能となります。
デファイアントは、一番の大型モデルで家をしっかり暖めたい方にはお勧め。
炉内も広く、ゆったりと焚くことができます。
ただ、家の断熱や大きさによってはアンコールでも十分と思われるかもしれません。
実際にご覧いただくと、その大きさなどの違いもお分かりいただけるかと思います。
小さなモデルのイントレピットもフレックスバーンに加わりました。
このモデルは、他に暖房設備がある方には良いのですが、これを主暖房にと思われるのであれば、
無理な面もあります。大型モデルとは違いやはり蓄熱量や暖かさも異なります。
薪ストーブは他の暖房器具に比べて暖かさの質感も異なるため、
つい、暖かいからと言って焚きすぎてしまうと炉内の部材や、
本体にダメージを受けやすくなります。
もう一つ小型モデルとしてご用意できるのがクリーンバーン燃焼のボックス型のアスペンC3です。
バイメタルを使うことで、空気調節が不要になりました。
一次燃焼空気は自動制御されて、ストーブの底とエアカーテン機能を働かせながら
空気口から入ってきます。
バッフル下部からは絶え間なく空気が流入し、二次燃焼を促してくれます。
いずれも鋳鉄製となっています。
ストーブの機種によっては、クラシックブラック、ホウロウのレッド、
マジョリカブラウン、トワイライトをお選びいただけます。