北海道札幌の薪ストーブ屋ブログ

2018.09.26その他

ライフラインとして

この度の地震で、当社のお客さまでも被害を受けられた方がいます。
既に、安平、早来には伺い、何軒かは点検等も済ませています。
これからも何度か伺うことになるかと思います。

"もう少し後だったら...もっと大変だったよね"
"でも、薪ストーブがあれば、何とかなるかも"との声も。
海外に赴任された方は、薪だけは用意しておいた方が...。

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冬に停電になると命を落とさずに済むから、と言われたとか。
2000年問題の時も、そして3.11の時も薪ストーブがあれば、
と思われた方も多いのではないでしょうか。
私たちも、今までにない長時間の停電を経験しました。
幸いなことに断水は免れたので、キャンドルを灯して過ごしました。
ただ、帰る家があるということは、とても幸せなことです。

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停電くらいで文句は言えないなぁ...と。
不便を通して便利さを知ることもできました。
この大変な時に、被災地を観光地のように訪れる方も多く、
とても迷惑だという話もまだ耳にします。
9.11のニューヨークの跡地に立った時には、とても悲しく、
亡くなられた方やご家族のことを思うとカメラを向ける気にはなれませんでした。

今回はあくまでも自然が相手ですが、今まで大丈夫だったから...というのは、
これからは通用しないようですね。

頑張れ・・・という言葉は、時と場合によっては残酷に響く言葉ですね。
被災された方のことを思うと胸が痛みます。
1日も早く小さな幸せを見つけられる日が来ることを願って。


坂下

ショップアドバイザー

坂下

ショップアドバイザーが薪ストーブ、暖炉、ペチカに関するどんな疑問も解決いたします。

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