煙突設置のあれこれ
今回は壁だしの施工についてご説明しますね。
最近はリフォームなどで既存の住宅に設置を希望される方が増えてきました。
その場合
*薪ストーブを壁際に置くことができる。
*屋根の雪が落ちてこないこと。
三角屋根であれば妻側。
無落雪であれば、ヒサシの出も確認必要ですがどの面でも設置は可能となります。
*平屋の場合は、煙突の長さを確保しなければならないので煙突の支持できるかどうか、確認が必要です。
壁際に設置が無理な場合は、屋根を抜く工事が必要となります。
壁から煙突を抜く高さによって煙突の受け、支持の金具が違ってきます。
2パターンご紹介します。
まず、壁にメガネ石を入れて室内化粧板、外壁用化粧板も取り付けます。
これから外部の煙突を立ち上げていくのでサポートやバンドなどの金具も設置。
左の写真は、煙突を抜く位置が低いので、太めのバンドで固定。
もう一方は下部にサポートで固定しています。
施工の際には、受けの金具の取り付け位置に下地を入れていただきます。
外部煙突の施工が済むと、薪ストーブを設置すれば完了となります。
実際に、施工するうえでは説明したようにスムーズにいかない場合もあります。
煙突なども少し多めに用意したり、現場で対応できるように準備して伺います。
既存住宅の場合は、伺っての打ち合わせや、図面でのお見積りも可能です。
ただ、いつもお伝えしていますが、薪ストーブは、実際にご覧になっていただく事をお勧めします。
まずは、お気軽にご相談ください。
次回は、屋根抜き工事についてです。